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2023/07/13

第105回選手権大会 2回戦

Tweet ThisSend to Facebook | by OB会事務局
第105回選手権大会 2回戦 県営本球場 第3試合
開始14時15分 終了16時30分
球審:印南 一塁:松島明 二塁:三坂 三塁:岩上
  123456789 計
小西000031010 5
鹿沼101100000 3
〔投-捕〕猪瀬-橋本
〔二塁打〕加藤、猪瀬

◆試合経過◆
1回裏 鹿沼
 今大会好調の1番加藤が遊撃内野安打で出塁。市川が送り、3番日高の三遊間を破る適時打で幸先よく先制。その後、盗塁死の後に四球、2塁打と続いたが、追加点は奪えず。
 


3回裏 鹿沼
 先頭の3番日高が中前安打で出塁。続く4番栁澤も右前安打で無死1・2塁。猪瀬のバントを投手が捕球できず無死満塁。6番石崎の強い打球が6-4-3のダブルプレーとなる間に1点追加。
 

4回裏 鹿沼
 先頭の今泉が四球で出塁。9番橋本がバントで送り、1番加藤が左翼線への2塁打で1点追加。
 

5回表 小西
 9番が左前安打。1番が送り、1死2塁。2番の左翼線2塁打で1点。3番の投ゴロで飛び出した2走を2・3塁間に挟むも、暴投で生かし、打者走者も2塁へ進んで1死2・3塁。4番を1-2と追い込んだが、右中間2塁打を浴び同点。

6回表 小西
 先頭の7番を四球で歩かせる。8番はバント失敗で三振。9番も2ストライクからバント。スタンドからはバットに当たってファウル・三振に見えた。捕手は捕球できず投球が後方へこぼれる。しかし、球審は空振りの判定。1塁走者は3塁へ。捕手が慌てて投げた3塁送球が暴投となり、走者が生還して決勝点となる。ベンチから球審に確認するも判定は覆らず。後味の悪い1点だった。

8回表 小西
 先頭の6番を四球で歩かせる。7番の送りバントで1死2塁。8番の初打席の打者に中前ポテンヒットを打たれ1死1・3塁。9番は2-1から1走とのヒットエンドラン(ファウル)。2-2からスクイズを決められ、追加点を奪われる。

鹿高の攻撃は、5回以降1安打。序盤、直球が高めに浮いていた相手エースが、スライダー中心に組み立てを変えてきたところで芯で捉えられなくなってしまった。7回からリリーフした2番手には力のある直球に押されて好調の加藤の右前安打1本に押さえられた。
 
鹿高にとっては、いい当たりが正面を突いたり、打ち取った当たりが間に落ちたりする不運もあった。しかし、相手には2ストライクから送りバントやスクイズを決めたり、こちらのミスで広がったチャンスをしっかり得点に結びつけるしたたかさがあった。
 
 中学3年の総体はコロナの流行で中止になった3年生たち。高校最後の夏は、スタンドの応援を背に最後まで試合できて本当によかった。
 試合には敗れたが、やりきった思いもあるのではないだろうか。
 9回の攻撃前に円陣から「まだまだ行けるぞ!」の声が飛んだ。最後まで諦めず、全力を尽くした選手たちに大きな拍手を送りたい。
 元気一杯のプレーを見せてくれてありがとう。ナイスゲーム!!



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