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2024/07/14

選手権大会1回戦

Tweet ThisSend to Facebook | by OB会事務局

令和6年7月13日(土)

全国高校野球選手権大会




1回戦 とちぎ木の花スタジアム 第2試合 対宇都宮高校


開始12時24分終了14時53分


   12345678910計

鹿 沼0000002110 4

宇都宮0000000401x  5

(延長10回タイブレーク)

〔投-捕〕高橋、室野井、岸-橋本

〔二塁打〕山中


試合序盤は鹿高・高橋、宇高・冨久田両投手の好投で投手戦となった。
6回まで両チームとも走者を出すものの、両投手が要所を押さえ、無得点のまま試合が進んだ。

鹿高は初回、4回、5回に先頭打者がヒットで出塁したものの三塁まで走者を進めることができず、得点に結びつけられなかった。


7回表、四球2つとフィルダースチョイスで得た無死満塁のチャンスに、5ゴロエラー、押し出し四球で2点を先制した。
8回表には、先頭山中の2塁打を足がかりに、5番高橋の6ゴロの間に山中がスタート良く本塁を陥れ(記録はFC)1点を追加した。

8回裏、ポンポンと2死をとった高橋であったが、2番の三遊間への内野安打からリズムを崩し、甘く入ったスライダーを狙い打たれて5連打を浴び、4点を失った。
4点目の本塁上のクロスプレーは、スタンドから見る限り、捕手のタッグが走者の本塁触塁前に行われており、走者は本塁に触れていないように見えたが、判定はセーフ。昨年に続き、後味の悪い得点シーンであった。

1点を追う鹿高は、9回表、先頭の代打岸が中前安打で出塁。2死二塁から主将山中この日3本目となる中前安打で同点に追いついた。打者走者は1塁に残ったが、バックホームの間に2塁まで進んでいたら、相手にプレッシャーをかけられる場面であった。

試合はタイブレークに突入。
10回表、鹿高は5番高橋からの攻撃であったが、無死1・2塁から9フライ、5ゴロ併殺で無得点に終わった。
その裏、宇高は3番がバントで送って1死2・3塁。バッテリーは4番を申告敬遠し5番との勝負を選んだ。しかしその2球目は外角へのワンバウンド。捕手も捕れないくらい大きくそれ、ボールが転々とする間にサヨナラの走者が生還し試合終了となった。

攻撃では、冨久田のボール先行の荒れ球に的を絞りきれなかった。3ボールにしても四球を出さない粘り強い投球に抑えられた。序盤に3度の無死の走者を進めることができなかったことやチャンスで3併殺を喫したことが悔やまれる。

試合は、ここまでの取り組みの成果が随所に見られた好ゲームであった。投手高橋の8回途中まで10奪三振の好投、逆転されても諦めずに土壇場で追いついた粘り、無失策の守りなど、練習の成果を十分に発揮してくれたことを嬉しく思う。

3年生にとっては短い夏となってしまったが、気持ちを切り替えて次の目標に向かって走り出してほしい。


 
 



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